【大田区】東京と伊豆を結ぶ「踊り子」から“白い踊り子”こと『185系』が3月12日(金)にラストラン。国鉄時代から約40年使用され、大田区内を走り抜けました。
大田区内を走るJR東日本の特急『踊り子』。
昨年3月からは新しい車両も導入され、全席グリーン車の『サフィール踊り子』のデビューも記憶に新しいところですね。
![サフィール](https://otaku.goguynet.jp/wp-content/uploads/sites/146/2021/03/21-03-09-07-24-36-556_deco.jpg)
サフィール踊り子
また、踊り子といえば“白い踊り子”を想像する方も多いのではないでしょうか?
白地の車体に緑の3本のストライプが斜めに入るレトロさを感じるデザイン、正式名称は185系。1981年(昭和56年)3月から運行された電車で、JR東日本が定期列車に使用するものとしては、国鉄時代から残る最後の車両となります。
![白い踊り子](https://otaku.goguynet.jp/wp-content/uploads/sites/146/2021/03/21-03-09-07-28-05-941_deco.jpg)
踊り子 185系
そして、185系は2021年3月13日のダイヤ改正で定期運用を終了するとJR東日本は発表しました。
関東の人々に愛されてきた名車両。40年というロングランを経てついに定期運用から引退します。大きなモーター音を唸らせながら駆け抜ける姿は、私たちの見てきた日常の姿であり、常に存在感がありました。
ラストラン目前の貴重な姿に、大森駅周辺ではレンズを向ける鉄道ファンも多く見られましたよ!
さて、3月13日のダイヤ改正後、特急「踊り子」は185系からE257系に統一することになっています。
![踊り子](https://otaku.goguynet.jp/wp-content/uploads/sites/146/2021/03/21-03-05-23-01-08-496_deco.jpg)
踊り子 E257系
E257系とは、白地に空と海をイメージする青いラインが入る爽やかなデザイン。乗り心地や静かさを実現し、バリアフリーや充電用コンセントなど、現代のニーズに合わせた様々な設備が備わっています。ダイヤ改正後からは、こちらの『踊り子』に出会う事が多くなりそうですね。
![白い踊り子](https://otaku.goguynet.jp/wp-content/uploads/sites/146/2021/03/21-03-10-09-01-31-043_deco.jpg)
3月12日に引退する185系
これまで当たり前のように見てきた185系ですが、見れるチャンスは今しかありません。ぜひ目に焼き付けてほしいと思います!
JR東日本は特設サイトを開設し、185系の歴史を振り返るとともに、記念グッズを販売中です。