【大田区】東京と伊豆を結ぶ「踊り子」から“白い踊り子”こと『185系』が3月12日(金)にラストラン。国鉄時代から約40年使用され、大田区内を走り抜けました。

大田区内を走るJR東日本の特急『踊り子』。

昨年3月からは新しい車両も導入され、全席グリーン車の『サフィール踊り子』のデビューも記憶に新しいところですね。

サフィール

サフィール踊り子

また、踊り子といえば“白い踊り子”を想像する方も多いのではないでしょうか?

白地の車体に緑の3本のストライプが斜めに入るレトロさを感じるデザイン、正式名称は185系。1981年(昭和56年)3月から運行された電車で、JR東日本が定期列車に使用するものとしては、国鉄時代から残る最後の車両となります。

白い踊り子

踊り子 185系

そして、185系は2021年3月13日のダイヤ改正で定期運用を終了するとJR東日本は発表しました。

関東の人々に愛されてきた名車両。40年というロングランを経てついに定期運用から引退します。大きなモーター音を唸らせながら駆け抜ける姿は、私たちの見てきた日常の姿であり、常に存在感がありました。

ラストラン目前の貴重な姿に、大森駅周辺ではレンズを向ける鉄道ファンも多く見られましたよ!

さて、3月13日のダイヤ改正後、特急「踊り子」は185系からE257系に統一することになっています。

踊り子

踊り子 E257系

E257系とは、白地に空と海をイメージする青いラインが入る爽やかなデザイン。乗り心地や静かさを実現し、バリアフリーや充電用コンセントなど、現代のニーズに合わせた様々な設備が備わっています。ダイヤ改正後からは、こちらの『踊り子』に出会う事が多くなりそうですね。

白い踊り子

3月12日に引退する185系

これまで当たり前のように見てきた185系ですが、見れるチャンスは今しかありません。ぜひ目に焼き付けてほしいと思います!

JR東日本は特設サイトを開設し、185系の歴史を振り返るとともに、記念グッズを販売中です。

 

2021/03/10 10:33 2021/03/10 10:33
mari

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